株主優待券の価値はそれぞれ違います

株主優待券の価値は、額面の大小だけで決まるものではありません。

たとえば、A社の5000円分の株主優待券とB社の5000円分の株主優待券があったとき、それぞれ価値は異なります。

ここで言う価値とは、いろいろな尺度がありますが、たとえば、
①オークションでの売却価格
②得られるサービスの違い
などがわかりやすいのではないかと思います。


①オークションでの売却価格
は言わずもがなですが、ビックカメラ優待券は額面の90%以上で取引されておりますが、特定のレストランで使える優待券であったり、地域限定されていたりする優待券であれば、額面の50%や70%などで取引されるケースもあります。


②得られるサービスの違いについては、たとえば、吉野家＜9861＞の株主優待券3000円分（300円×１０枚）は牛丼１０食分（昼飯１０食分）ですが、三光マーケティングフーズ＜2762＞の株主優待券3000円分（1000円×３枚）は夜飲み屋で使ってしまえば１食分、昼でも３食分となるなど得られるサービスが違うことから、効率的に売却や使用するときに、これらの価値を念頭に置くことが大事です。
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